おげんきですか

お久しぶりです。

この場所は何だか、海の向こう側に繋がってるような気がしています。

 

ここに来るのは4年振りぐらいになります。

 

そして貴女がそちらに行ってもうすぐ3年です。

 

この4年はとっても早く感じました。

ですが貴女のこと忘れた日はありません。

 

僕は今社会人として2年目を終えようと言うところで

働くことの大変さと時間の無さに感傷的になることも減っていて、4年前と比べると大人に近づいたかなと思います。

 

思えば貴女は大人になりたくないと言っていましたね。

4年前は僕もそう思っていました。

 

今も思ってはいるものの時間というものでそんな事を考える間もなく大人というものに近づいてしまっています。

 

大人、案外悪くはありません。

ですが少し貴女から遠ざかっていくような気がしたりします。

 

少し寂しいです。

 

そんな時は海に行きます。

寒い冬でもコートを着て海に行きます。

 

少しでも近くに居たいですから。

 

あの頃はずっと一緒に居ようと何度も言い合いましたね。心の底から一緒に居たいと思う反面当時は現実味が湧かなかったのも確かです。

 

今は働き始めて誰かと一緒になるということに少し現実味があります。気持ちが全てと言いたいです。

 

社会人の先達を見ていると自分より時間が無くせっかく一緒になった人とも過ごす時間が短くなってしまっているように見えます。

 

今の僕はそんな生活はしたくないなと思います。

また貴女を思い出すと貴女とならやっていけそうです。

でも、それは叶いません。

 

3年前から相手を作ろうということを考えることが無くなりました。

相手ができたとしても僕は嘘をつき続けるつもりです。

哀しい業を背負ったと思われるかもしれませんが

僕にとっては大切な業です。

 

 

時々ふらっと出てくるような気がして

今でも貴女がいないとは思えないです。

 

 

あの時気持ちを伝えることができませんでしたが

出会った時からこの熱は冷めることをしりません。

 

今もこれからも愛しています。

 

 

 

 

 

またいつか来るね。